法学の勉強方法2(初心者向け)予備校選び②

前回の記事に引き続き、予備校選びの基準②です。
前回の基準①とあわせて、この基準②から選択することをお勧めします。
まあ、はっきり言って、当たり前の選択基準なんですが。

価格

基本的に、基本講座の内容は大差がないと思っています。
そうであれば、1つの考え方として、講義の値段が安いところを選ぶというのが選択肢に上がってきます。
実際、多くの予備校生が、
①基本講座
②論文向けの講座
③択一、論文の模試
を必ず受講しますし、人によっては、苦手科目のみ、別の講座を受けることもあります。
そうすると、基本講座については、安いものを選び、他のことにお金をかける方がいいという選択肢もあります。
また、前回の記事で記載した大手の予備校は、基本講座の段階で、100万円近い金額が必要になります。
それに比べ、中小の予備校は、価格が安いところが多いですね。

価格を優先するというのは、有力な選択肢だと思います。

それでは、実際にどこがどれくらいの価格なのって話をします。

①資格スクエア

資格のスクエアについては、業界大手に食い込みそうな勢いですね。
元、伊藤塾にいた、吉野先生、高野先生が基本講義を担当されていらっしゃいます。
どちらの先生の授業も受講したことがありますが、いずれもわかりやすいです。

基本講座はこちら

独学プランでは498,000円、逆算プランでは798,000円となってます。
独学プランと逆算プランの大きな違いは、答練、添削の有無ですね。
答練と添削は、必ず受講する必要があります。
なので、逆算プランも選択肢にあがるかもしれませんが、とりあえず1周通読しようという観点からは独学プランもありだと思います。

説明会もあるので、参加してみてから決めてもいいですね。

②アガルート

かなり新しい予備校ですが、最近、勢いがあります。

講座の種類が色々ありますが、
基本講座は、こちら
264,600円とかなりリーズナブルになっています。
答練などもある場合だと、こちら
んー、講師による個別指導まではいらないんじゃないかと思います。僕は受けたことないのでわかりません。
個別指導がない場合だと、548,000円とかなりリーズナブルになってます。

担当している工藤先生は、ブログが有名で、私も結構読んでました。
https://ameblo.jp/nancoppi/

③スタディング

今回、色々調べていて、激安の講座もありました。

こちら

なんとまあ、基本講座に論文講座まで込みで129,800円。
答練の添削がないからこれだけ安いのでしょうが、価格だけ見たらここ一択です。

大手の相場

前回の記事のリンクからご確認ください。

まず、伊藤塾は、論文対策の講座なども含めると、120万円前後になってきます。
基本講座だけって、ないんですね。通わせてもらってたので親に感謝。

LECは、前回の記事のもリンク張りましたが、
こちら
の講義が、答練つきで、45万円ほどと破格です。
大手の中から、価格重視で選択するなら、LEC一択になります。

まとめ

価格目線で各予備校を紹介しましたが、どの予備校も色々な講義をセットで提供しています。
そのため、購入の際には、どの講義が含まれているかよくご確認ください。

ちなみに、とにかく1周という観点からは、基礎講座(7科目で300時間くらいから。ミニマムで200時間程度でしょう)のみでもOKです。
ただ、合格のためには、どう論文を書くかという講座も受けないといけないので、購入される際は、セットでの購入を検討されてもいいと思います。